第2章 インデントについて

この章を読んでできるようになること

文章の左右に余白を設定することで、余白を作るためにスペースキーを何回も押す必要がなくなります。よくあるのが、2行以上の文章を作る時に2行目の行頭を揃えるためにスペースキーで調整するケースです。そのような時にスペースキーを押すことなく行頭を揃えることが可能になります。

用語の説明

インデント

文章の左側、もしくは右側に指定したサイズの余白を設ける書式のことです。

ぶら下げや字下げ

インデントの設定の一部であり、1行目や2行目の文章の始まりを指定するものです。

やり方

インデントの変更

一番簡単なインデントの書式変更は、【ページレイアウトタブ:段落グループ】にあるインデント設定を利用することです。

文章の左側のインデントを変更したい場合と右側のインデントを設定したい場合とで分かれており、プラスからマイナスまで設定することができます。

ここでいう1文字の定義は、字送りの1文字(初期設定は10.5pt)と同じになります。(字送りについては第15章参照)

つまり、編集を行っている段落の文字サイズではないことには注意が必要となります。ただ、この字送りについては少々複雑な話になりますので、今は意識しなくても大丈夫です。

字送りに特段の設定をしていなければ、1文字分は10.5pt分の長さになります。

さらに細かく設定したい場合については、【ページレイアウトタブ:段落グループ:段落ダイアログ】を開きます。(ホームタブからでも段落ダイアログを開けます)

ここの「右」項目はあまり利用する機会はないかもしれませんが、変更することで文章の横の広がりを抑えることができるようになり、脚注等を作成する場合に使うことがあります。

また、数値(mm等)でもインデントを指定することが可能です。

字下げとぶら下げの変更

ここからは、字下げとぶら下げについて説明をしていきます。

字下げとぶら下げを設定するには、先程と同様に【ページレイアウトタブ:段落グループ:段落ダイアログ】を開きます。

段落ダイアログのインデント項目の右側に最初の行とあります。ここを変更することで字下げとぶら下げの設定が行えます。

最初の行で字下げがぶら下げを選択して、幅でサイズを指定します。ここのサイズでは、文字数を使うことが多いですが、ここで使われる1文字とは先ほどインデントで使用された字送りではなく、現在編集している段落の最初の1文字目の文字サイズとなります。

1文字の定義がころころ変わる場合がWordにはありますので、注意が必要です。ただ、そこまで厳密に考えないのであれば、なんとなくでも使えます。

どちらの1文字かわからなくなる場合もありますが、字下げやぶら下げは、段落そのものを移動するわけではなく(インデントの場合は、その段落すべてが移動する)、段落の中で文字が移動するだけのため上記のようになると私は覚えています。

字下げとぶら下げの違い

字下げとは、段落の1行目に指定した文字分、空白を入れることができる機能です。文章を作成する時によくある決まりが段落のはじめは1文字分空けるというものです。これについてスペースを使わずに設定することができます。

ぶら下げとは、段落の2行目以降の始まりをずらすことができる機能です。例えば、5字のぶら下げを指定すると以下のようになります。

あくまでイメージとなりますが、字下げとぶら下げはお互い逆の動作をするものと考えると覚えやすいです。字下げは、1行目が右に動き、ぶら下げは、1行目が左に動くイメージです。

 

tips

インデントとぶら下げを同時に活用することで箇条書きの書式等を自分が扱いやすいように設定することもできます。(第17章参照)

 

第3章