第4章 アウトライン

この章を読んでできるようになること

端的に言うと文章の構造を明確にすることができます。

これだけだと何を言っているかわからないと思いますので、説明を追加します。アウトラインレベルを設定することで章立てをつくることが可能になり、タイトルと本文のようなレベル感の違いを表現できます。

また、この作業に慣れれば、参考書にあるように目次を作成することも容易くなり、その目次のページ数を自動更新することもできるようになります。

用語の説明

アウトラインレベル

段落書式の一種です。ただ、これはフォントやインデント等を指定する書式とは異なり、いうなればアウトラインレベルとは、その文章が全体の中でどのような位置づけであるかを示すものになります。

アウトラインレベルには、レベル1~9の10段階とレベルを設定しない「本文」レベルがあり、それらを設定することができます。ちなみに初期値は「本文」となります。

やり方

用語の説明を見ていただければ分かると思いますが、アウトラインレベルを知らないとすべての文章がWord側に本文として判断されるようになります。

いくらタイトルとして見せたいからといって文字の大きさを変えたり色を変えたりしてもそれはあくまで本文の扱いとなってしまいます。

この状態では、Wordの持つ本来の機能を利用することができず、本当にただ文章を書くだけとなってしまいます。

アウトラインレベルの指定

それでは、アウトラインレベルを指定するやり方をみていきます。

先ほども言ったように初期の状態では、「本文」のアウトラインレベルが指定されています。そのため、見出しやタイトルとして扱いたい段落のみ、書式を変更していくことが手間を一番少なくできます。

ここでは例として、「緑茶の美味しい入れ方」のアウトラインレベルを変更していきたいと思います。「涼茶の美味しい入れ方」にカーソルを合わせ、【ホームタブ:段落グループ:段落ダイアログ】を開いてください。

開くと上の辺りにアウトラインレベルを設定する項目があります。そこでレベル1を選択してください。

このレベルは、数が小さいほど上位レベルを意味します。つまり、第1章「お茶の歴史」1節「緑茶の伝来」1項「緑茶の種類」という目次があったとしたら章部分にレベル1、節部分にレベル2、項部分にレベル3をあてがえばいいということになります。勿論、これは例であるため、レベル数の大小さえしっかりしていれば、構造上の問題はありません。

このような動作を繰り返していけば、理路整然とした文章構造を作り上げることができます。

とはいえ、この動作を毎回繰り返しては、手間となりますので、基本的には、この機能はスタイルと併用することになります。

少し応用となりますが、スタイルを作成するときにアウトラインレベルも指定してしまえば、スタイルを適用すると同時にアウトラインレベルも適用することができるようになります。

Tips

アウトラインレベルを設定すると、それに続く本文を見出しに収納することができるようになります。また、ナビゲーションウィンドウに見出しのみを表示させることも可能です。ナビゲーションウィンドウについては、第9章で扱います。

第5章