第8章 スタイルの応用2

この章を読んでできるようになること

スタイルのことをもう少し深く理解できるようになります。また、普段何気なく使っている段落書式と文字書式の違いを明確にし、より多彩な使い方が可能になります。

用語の説明

段落

文章の冒頭もしくは段落記号の次の文から、次の段落記号までの文の塊のことです。段落記号は、Enterキーを押すと出てきます。

もし、段落記号を見ることができない人がいたら下記を試してみてください。【ホームタブ:段落グループ】右上にある二つの矢印アイコンをクリックしてください。

段落書式

一言でいうと段落全体に影響がある書式のことです。

例えば、文章の位置を変える「中央揃え」や「右端揃え」、他にもインデント等が該当します。

もし、文章の一部を選択した状態で「中央揃え」をしたとしましょう。そうすると段落全体が中央揃えになります。決して、選択した一部の文章のみが中央揃え変わるわけではありません。

文字書式

段落の書式と違い、段落全体ではなく段落の中の一部に影響する書式です。

例えば、文字の色を変えたりや太字にするといった具合です。これらは文章の一部を選択すれば、その選択部分のみに影響します。段落全体の文章が太字になるわけではありません。

文字スタイル

今までやってきたスタイルが段落書式と文字書式の組み合わせだとすると文字書式のみで構成されたスタイルのことを示します。

やり方

文字スタイルの作成

基本的には、第1章で扱ったスタイルの作成方法と変わりはありません。まずは、自ら元になる書式を作成する必要があります。

例えば、太字で緑色の書式を作成し、この書式を選択した状態でスタイルの作成を行います。

ここまではスタイルの作成の何ら変わりはありませんが、ここからが異なる点になります。スタイルを編集する画面を開き、基準にするスタイルを段落から文字に変更します。

これで文字スタイルの作成は完了です。

さて、ここで文字スタイルになんの意味があるのだろうかと思った方がいるかもしれません。確かにそう思う気持ちもわかります。別にわざわざ文字スタイルにせずとも段落スタイル(通常のスタイル、第1章で扱ったスタイル)だけで事足りるような気がするからです。

文字スタイルを利用する機会はそう多くはありません。使うべき時は、スタイルと文字スタイルを併用するときになります。

スタイルを適用した文章の一部の文字書式を変更したい場合、通常であれば、その一部を選択し、直接編集すれば問題ありません。しかしながら、その作業が何回も繰り返す作業である場合、文字スタイルをあらかじめ作成しておけば面倒が少なくなります。スタイルを適用している段落部分が長い場合、その中の一部分だけフォントを変えたい時があるかもしれません。そのような時に、スタイルと文字スタイルの併用を考えるとよいでしょう。

このようにスタイル(文字スタイルも含む)は、繰り返しの作業を簡略化してくれる大変便利なものとなりますので、積極的に使っていきましょう。

Tips

Enterキーは行を変えるものではなく、段落を変えるものです。行を変えることのみを目的とする場合は、Shiftキー+Enterキーです。

 

第9章

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